クレジット カード 銀行

銀行系クレジットカードは安心なのか?

クレジットカードは様々な会社から発行されています。その中でもクレジットカードを発行している母体が銀行を中心とした金融グループが発行しているクレジットカードは銀行系クレジットカードと呼ばれています。

 

近年の金融再編の動きを受けて、銀行は統廃合し、関連する銀行系クレジットカード会社も同業他社と提携したり合併したりするケースが出てきています。自分の持っているクレジットカードがいつの間にか変わったりしているという人もいると思います。それはこうしたことが原因になっているのです。

 

また、銀行系のクレジットカード会社が流通や信販系のクレジットカード会社と提携するケースも増えています。銀行系のクレジットカード会社は新たな顧客の開拓、流通や信販系のクレジットカードは銀行系のクレジットカードの持つ信用を手に入れるためです。

 

こうしたボーダーレス化が進み、今では銀行系クレジットカードという線引きも難しくなっているようなのです。

 

ただ、やはり銀行系クレジットカードは審査が厳しいなどの面からステータスが高く、利用者には安心という印象を与えることが多いようです。発行枚数でいうと、銀行系クレジットカードは信販系や流通系のクレジットカードよりも多いことからもこのことは裏づけされています。

 

クレジットカード会社にも経営破たんなどがありうる時代ですから、銀行系クレジットカードが安心と思う人は多いのでしょうね。大手の銀行がつぶれることはなさそうですものね。

銀行系クレジットカードの種類

銀行系クレジットカードの発行枚数、取扱高の多い順に上げてみます。

 

ジェーシービー、JCB、三井住友系の三井住友カード、みずほ系のユーシーカード、UCカード、東京三菱系DCカード(現在三菱UFJカードと合弁)、外資系のアメリカン・エキスプレス、シティバンク系のシティーカードなどがあります。あと住友信託銀行系の住信カード・さくらカードなどがあります。

 

国際ブランドクレジットカードとの提携も銀行系クレジットカードからスタートしました。はじめは住友銀行ならVISAカード、マスターカードならUCカード、DCカード、ミリオンカード(三菱UFJカード)というように1社のクレジットカードは1つの国際ブランドと提携していました。しかし今現在では、ほとんどの銀行系クレジットカードでマスター、VISA、JCBなどの国際ブランドがお好みで選べるようになっています。

 

銀行系クレジットカードと意識しないでカードを使っている人も多いかもしれないので、これを気に確認してみてくださいね。